シミュレーティングで学ぶアナログ&ディジタルフィルタ入門 小野浩司著
複素数 z
(aとbは実数)
共役複素数 

複素数の極座標形式は以下となる。

複素数の絶対値|z|は、

より

また


また
なので
となる。
この
は、複素平面上で偏角と呼ばれる。
注意!
が返す値は、
だが、
複素数では、


ゆえに

(eは自然対数の底)

■
のもとめかた
(1)
(2)
(1) + (2)
(1) - (2)



(1)
(1)は、
(2)

の絶対値


をオイラーの公式を用いて表す。


なので




を掛ける操作は
回転させる操作と同じ
を掛ける操作は
回転させる操作と同じ
を掛ける操作は
回転させる操作と同じ
と
を極形式で表現する






は、
よりも
位相が進んでいる(左にずれている)。
(
回転しているのと同じ);なので、

に位相進み分、つまりjをかけてやればいい。
